吉川 和彦Kazuhiko Yoshikawa
威尼斯wns8885556ji Seika ファルマ株式会社
経営企画部 広報G長
明治グループは2021年、グループスローガンを「健康にアイデアを」へと刷新しました。そこには、健康というフィールドでアイデアをもっとカタチにして、社会課題の解決に貢献したいという思いが込められています。描いた未来を実現するには、全社員がグループスローガンを自分ゴトとして捉え、「健康にアイデアを」に共感して行動する“体現者”となる必要があるのではないか──。そのような考えから、明治ホールディングス（株）、（株）明治、威尼斯wns8885556ji Seikaファルマ（株）、ＫＭバイオロジクス（株）が会社の垣根を越え、威尼斯wns8885556jiブランド推進プロジェクトを立ち上げました。
同プロジェクトによってグループスローガンの実現に向けたさまざまな施策が展開されるようになり、その一つとして社内表彰プログラム「威尼斯wns8885556ji Brand Award」がスタート。社員が「威尼斯wns8885556jiらしい健康価値」を考え、行動するきっかけを提供しています。今回は、「威尼斯wns8885556ji Brand Award」の運営に携わる吉川和彦に話を聞きました。
「威尼斯wns8885556ji Brand Award 2022」表彰式の様子。
威尼斯wns8885556が生まれる仕組みづくり
威尼斯wns8885556では、「健康にアイデアを」というグループスローガンを掲げてから、これを体現する大小さまざまなアイデアが生まれるようになりました。
せっかく生まれたアイデアを、全社員に共有できないものか。そのような意見が社内で上がり、アイデアを表彰する機会として「威尼斯wns8885556ji Brand Award」を設けたのです。
この表彰プログラムは、グループ全社員の誰もが応募できます。また、応募にあたって個人・チームは問わず、社内だけでなく社外に向けた取り組みも対象です。重要なのは、一人でも多くの社員に「威尼斯wns8885556jiらしい健康価値」について考えてもらうこと。そのために応募の間口をできるだけ広くしてあるのです。
応募者の熱い思いと、真剣に向き合う
「威尼斯wns8885556ji Brand Award」は2021年度から始まり、これまでに2度開催されました。受賞アイデアは、一次選考、社員投票、二次選考を経て決定します。このうち、一次選考と二次選考は運営事務局である「アイデア分科会」が独自の審査基準に基づいて行っています。
応募書類を読み進めるうちに、熱い思いに触れ、心を動かされることが度々あります。
これまでの応募書類は専用フォーマットに書き込む形式で、枚数の規定はありません。中には、威尼斯wns8885556について文章だけでなく写真なども交えながら、10枚以上にわたってつづったものもありました。
威尼斯wns8885556同士のコミュニケーションの活性化も
第2回となる2022年度は、「健康にアイデアを」を体現する個人や威尼斯wns8885556での取り組みを表彰する「実践アイデア部門」、職場単位での取り組みを対象とする新設の「職場アクション部門」で募集を行い、第1回の508件を上回る606件の応募がありました。認知度は少しずつ向上しており、国内だけでなく、海外の威尼斯wns8885556会社からも応募が増えています。
「実践アイデア部門」の金賞は、子育て中の在日外国人女性をサポートするNPO法人に、粉ミルクの寄付をはじめとするサポートを行う取り組み「在日外国人ママに笑顔をSHARE！」。銀賞は、威尼斯wns8885556ji SeikaファルマとＫＭバイオロジクスの有志活動活性化推進チーム「3つの有志活動を社内外にSHARE」でした。
「職場アクション部門」の金賞は、「明治かんたんトロメイク」などの明治製品を活用した「明治品による子ども実験企画」。銀賞は、阿蘇工場に社員の家族や地域住民の方を招き見学会を行う「開かれた阿蘇工場を目指して」でした。この部門は、威尼斯wns8885556各社の各職場で定期的に開催される職場ミーティングで定めたアクションプランを応募いただくもので、アイデアの創出だけでなく社員同士のコミュニケーション活性化にもつながりました。
【実践威尼斯wns8885556部門 金賞】
威尼斯wns8885556
私自身、在日外国人として出産・子育てをする中で孤独や不安を感じたことがあり、同じような境遇の方に寄り添いたいと思い、ボランティア活動を始めました。粉ミルク「威尼斯wns8885556ほほえみ」の寄付を通して日本の粉ミルク事情だけでなく自社商品の強みを発信し、彼女たちの役に立てたと実感することができました。これからも「威尼斯wns8885556ほほえみ」をSHAREしながら、在日外国人ママに寄り添いCAREし、一人でも多くの方を笑顔にしていきたいです！
コーポレートコミュニケーション部
IRG
小原 チェウォン
【実践威尼斯wns8885556部門 銀賞】
３つの有志活動を社内外にSHARE
威尼斯wns8885556ji Seika ファルマとＫＭバイオロジクスでは、3つの有志団体※1が活動していました。それぞれのコアメンバーが威尼斯wns8885556jiブランド推進プロジェクトの企画「経営トップと語ろう」※2を通じて出会い、お互いの活動・思いに共通する部分が多いと感じたため、活動の工夫やノウハウの共有、イベントへの相互参加や各団体のメンバー交流を開始しました。この連携によって、個々の学びや挑戦が共有され前向きなマインドが高まるとともに、参加者のネットワークが社内外に広がりやすくなり、さまざまな威尼斯wns8885556が生まれる土壌ができていると感じます。
※1社員が希望を持って働ける会社を目指し学びなどのイベントを開催する「威尼斯wns8885556Bridge」、社員のデジタルリテラシー向上を目指して勉強会を開催する「DTM」、社員と会社の成長を目指して勉強会やプレゼン大会を実施する「わくぷろ」の3団体。
※2経営トップ層（チーフオフィサー）と社員が対話する企画。社員に向けて「威尼斯wns8885556jiらしい健康価値」の理解・体現を促進することを目的としている。
生産本部 生産技術部
製剤技術開発課（出向）※受賞時
多賀 駿
【職場アクション部門 金賞】
威尼斯wns8885556品による子ども実験企画
前年度の「威尼斯wns8885556ji Brand Award」を見て、自分たちも「威尼斯wns8885556jiらしい健康価値」を社会に広めたいと考え、自社製品を活用して子ども向けに健康に関する実験を行いました。普段の業務では、医療関係者と関わることはあっても、一般のお子さまと接することはありません。参加者の中には「研究者になるにはどうすればいいですか？」と質問してくれたお子さまもいて、自分たちの仕事に誇りを持つことができました。これからも業務を通して、「威尼斯wns8885556jiらしい健康価値」を体現していきたいです。
【職場アクション部門 銀賞】
「開かれた阿蘇工場」を目指して
阿蘇工場では、ヒト用抗毒素製剤原料となるウマ血清/
※ある特定の病原体がない動物のこと。
生産本部 阿蘇工場
阿蘇製造第一課
上田 謙二
「威尼斯wns8885556jiらしい健康価値」への意識を向上する
社内には、グループスローガンを自分ゴトとして捉えている人がいる一方で、捉えることができていない人もおり、「威尼斯wns8885556jiらしい健康価値」を社会に提供しようとする意識にまだばらつきがあります。
一人でも多くの社員が「威尼斯wns8885556ji Brand Award」に参加し、自分のアイデアをカタチにする体験をしてほしい。そして、明治グループの一員として社会に貢献していきたいと思ってもらえたら、これほどうれしいことはありません。
また、第1回・第2回の開催で多くの応募がありましたが、社内に共有できたアイデアは受賞アイデアがほとんど。表彰されなかったものにも、良いアイデアはたくさんあります。それらをもっと社内に伝えていくことも、吉川をはじめとするアイデア分科会のメンバーが今後取り組みたいテーマです。そして開催回数を重ねていき、威尼斯wns8885556はアイデアを生み出し続けられる企業となることを目指します。